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2022.04.21
日本衛生学会で発表しました
2022年3月21日(月)~23日(水)に「第92回 日本衛生学会学術総会」がオンラインで開催され、エコチル調査兵庫ユニットセンター長の島正之 教授(兵庫医科大学 公衆衛生学)が大会長を務めました。
この学会は環境保健や感染症など衛生学全般を対象としていますが、エコチル調査にたずさわる全国の研究者からも多くの発表が行われました。
同時に開催された市民公開講座では、エコチル調査サポーターである尼崎市の 稲村 和美 市長、国立環境研究所 エコチル調査コアセンター長である 山崎 新 先生らとともに、阪神地区の環境やエコチル調査が衛生学に果たす役割について話し合われました。
また、ユニットセンターのスタッフより、既に公表した論文について、以下3題の発表も行いました(リンク先は英文です)。
①「乳児期に施行した全身麻酔下での外科手術と1歳時点の発達との関連」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32711462/
②「出産前後の心理的ストレスと妊娠時の気持ち及び産後の対児愛着の関連」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34116439/
③「幼少期におけるダニアレルゲンとエンドトキシンへの曝露が喘息及び喘鳴の発症に及ぼす影響」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34691391/
他にも、現在実施しているアレルギーや生活習慣病に関する追加調査の進捗状況についての報告も行いました。
エコチル調査で得られた成果については、環境省のHPに掲載されています。
https://www.env.go.jp/chemi/ceh/results/publications.html
兵庫ユニットセンターから発表した成果については、本HPや広報誌などでご報告させていただく予定です。
今後とも、エコチル調査にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
📷 新型コロナウィルス感染症の影響で、オンラインで開催されました。
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